fuyu
この記事では、私が仕事で適応障害を発症したときに取っていた10の行動について詳しくご紹介します。
同じような状況で悩んでいる方々が自分の状態を理解し、適切な対処を見つける手助けになれば幸いです。
※当サイトには広告が含まれています
1. 過度な自己批判
まず1つ目は些細なミスでも過度に自分を責めるようになりました。小さな失敗に対しても自己批判が止まらず、自分の能力に対する自信を失っていきました。この自己否定的な思考は、仕事に対する意欲の低下や私生活に至るまで全てに影響が出るようになっていました。
2. 出勤への強い抵抗感
毎朝、職場に向かうことが非常に辛く感じるようになりました。出勤すること自体が大きなストレスとなり、通勤中に頭痛や腹痛で電車を途中下車することもありました。出勤前の不安感が日に日に増していた記憶は今でも鮮明に覚えています。
3. 集中力の低下
仕事中に集中することが難しくなり、注意力が散漫になりました。重要な会議や業務中に集中力を欠き、効率が著しく低下しました。これにより、ミスが増え、さらに記憶力も悪くなり、悪循環に陥っていました。
4. 感情のコントロールができない
感情の起伏が激しくなり、些細なことで涙が出たり、怒りを感じたりすることが増えました。感情のコントロールが難しくなり、職場で感情を爆発させることもありました。このため、職場では常にピリピリした雰囲気で仕事をしていました。その感情が商談に影響しないように気をつけたこともありました。
5. 社交の回避
同僚との交流を避けるようになり、ランチや飲み会などの社交の場に参加することが億劫になりました。また人と話すことがストレスに感じられ、職場で孤立することが増えていました。これにより、職場でのサポートが得られにくくなり、少しずつ周りから気を使われるようになっていました。
6. 身体的な症状の増加
仕事による適応障害でストレスによる身体的な症状も現れました。頭痛や胃痛、筋肉の緊張などが頻繁に起こるようになりました。特に平日の業務時間帯と日曜日の夜は症状が悪化し、体調不良が続きました。
7. 仕事の先延ばし
タスクを先延ばしにすることが増えました。重要な業務に取り組む気力が湧かず、何も考えることもできず、締め切りギリギリまで手を付けられないことが多くなりました。この結果、さらにストレスが増し、チームやお客様に迷惑をかけてしまっていました。
8. 過剰な労働時間
仕事を終わらせるために過剰な労働時間を費やすこともありました。例えば、終電までオフィスに居座り、時には近くのホテルやタクシーで帰る時間まで働きました。オフィスにいない時間も常に社用携帯で業務の内容を確認し続け、寝る直前まで仕事をしていました。このような長時間労働を続けることで、さらに疲労が蓄積し、心身の健康を損なう結果となりました。この時は休むことへの罪悪感がとても強かったです。
9. 睡眠障害
夜になると仕事のことが頭から離れず、なかなか眠れないことが増えました。眠れたとしても途中で目が覚めてしまうことが多く、慢性的な睡眠不足に陥りました。これにより、日中の集中力がさらに低下しました。
10. 逃避行動
現実から逃れるために、休日は動画サイトを1日中見たり、ひたすら寝続けたりすることが増えました。外出もせず、一番家にいたと思います。食事に気をつけることもできなかったため、入社してから4ヶ月ほどで7〜8キロは太ったと思います。食事の時間、休日は特に現実逃避していました。
まとめ
以上が、適応障害を発症したときに取っていた行動です。特にこれらの行動は、私にとって非常に苦しいものでした。しかし、これらの行動を認識し、適切な対処法を見つけることが重要なことだと完治してから気づきました。
もし同じような悩みを抱えている方々にとって、この記事が自分の状態を理解する手助けになっていれば幸いです。